ブログの記事ネタを作るため。文章を読んで貰うために。最近読んだ本 Vol.1

ブログ初心者のメカブがブログを続けていくためには、記事を書かなければなりません。
しかし、いつも記事ネタに困っています・・・出来るだけ沢山の本を読もう

あるブロガーさんのサイトを見ると年間200冊は読んでるって書いてあったな・・・

「もう恥をかかない文章術」 神山 典士(こうやま・のりお)

ノンフクション作家。1960年生まれ。

副題として、「読まれない文章を書いても意味がない」「誠に残念ながら、その文章力は15歳レベルです」。

簡単に目次紹介です。

第1章 その文章は「誰に」「何を」書くのか?
第2章 「3つの箱」で設計図をつくる
第3章 文章を「読みやすく」する基本的な技術
    1.短文をもってよしとする
    2.説明ではなくシーンを描く
    3.印象的な文章を「立てる」
第4章 文章を「読みやすく」する基本的な技術
    1.形容詞に注意する
    2.句読点の使い方
    3.語尾で決まる文章の魅力
    4.擬音語、擬態語の使い方
第5章 文章を「読みやすく」する基本的な技術
    1.読者を納得させる技術
    2.読者を感動させる技術
    3.書いたら3日間は「寝かせて」から推敲する
終章  「書くことを生きる」喜びと効能

本の中で印象になった個所をピックアップします。

★形容詞に注意する

例文

真っ赤に燃えた真夏の太陽
山の向こうに沈む大きな真夏の太陽

「美しい、可愛い、美味しい」はなるべく使わない
五感を総動員する
太陽を「触覚で表現」すると

ヒリヒリと肌を刺す真夏の太陽
背中が焼けるような真夏の太陽

また、太陽を「聴覚」で表現すると

「じりじり」という言葉が聞こえてきそうな真夏の太陽
キーンと周囲の空気が緊張するほどの真夏の太陽

どんな表現をするかは書き手のセンスですが、少なくとも「真っ赤」とか「大きな」とか「焼けつくような」といった紋切り型の表現が嫌ならば視覚以外の4感を使うことを考えてみる。
それが比較的簡単にできる、文章が紋切り型にならない形容詞の見つけ方です。

★擬音語、擬態語の使い方

擬音語の例

めろめろ・・・惚れ込んでいる様子
たっぷり・・・豊かで余裕のある様
じーん・・・感情表現
むらむら・・・感情表現
メラメラ・・・火が燃え上がる様
しーん・・・静寂の表現

擬態語の例

メーメー・・・羊の鳴き声
ドキドキ・・・心臓の鼓動
ガチャン・・・ガラスの割れる音
シトシト・・・雨が静かに降る様
ビリビリ・・・紙が破れる音

例文

初恋の人が突然目の前に現れて驚いた。

というよりも、

初恋の人が突然目の前に現れて、心臓がバクバクいった。

と書く方が、書き手の書き手の緊張感ははるかに読者に伝わります。

例文

初めてのデートの待ち合わせ場所に、彼女は歩いてやってきた。

と書くよりも、

初めてのデートでの待ち合わせ場所に、彼女はいそいそと歩いてやってきた。

と書く方が、彼女が明るい表情で喜び一杯にやってきた感じが募ります。

以上が読んだ感想です。

あと3冊読んでいますが今回は1冊だけ記事にしました。

下記で本の詳細がわかります。